(平成30年1月15日)

厳しい寒さが続いています。

旧九鬼家住宅に積雪はないのですが、冷え込んで便所の手水が凍っていました。

葉の落ちた庭の柿の木越しに屋根のラインが青空を背にきれいに見えます。

凜(りん)とした冷気も身が引き締まりいいものです。

(平成30年1月7日)

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

旧九鬼家住宅では「しめ縄飾り」で皆様をお迎えしています。

正面大戸の上のしめ縄が「ゴンボ」、カマドにある小飾りが「シメ」、丸い輪が二つある「メガネ」、三田の昔からのしめ縄飾りです。

(平成29年12月22日)

今日は冬至。

ナンキン(関西ではカボチャのこと)を食べ、柚(ゆず)湯に入る日です。

日が短くなり、旧九鬼家住宅の客間には谷崎潤一郎の「陰翳礼賛(いんえいらいさん)」の世界が拡がります。

(客間の腰板障子は実用的でありながら障子棧(さん)とのバランスも絶妙です)

(平成29年12月12日)

旧九鬼家住宅に電化以前(1986年に電化)の福知山線の鉄道車両が走りました。

蒸気機関車、ディーゼル機関車、特急、急行など、大人も子供も大興奮です。

「仏間」の六帖間を目一杯使いました。

床の間の前を横切って快走、時間が立つのも忘れます。

やはりハイライトは蒸気機関車ですね。

(平成29年12月4日)

花(バラなど)をいただきました。

開催中の「京神間鉄道開通140年・九鬼嘉隆の足跡展」にパステル調の色彩が加わりました。

庭には南天の赤。

秋が深まるにつれて赤くなった実が日差しに映えます。

12月10日には旧福知山線の鉄道模型が走ります。ぜひ旧九鬼家住宅へ。

(平成29年11月26日)

めっきり寒くなって、日当たりがいい暖かい縁側から離れがたくなります。

ふと気がつくと柱の影が長く伸び、石灯篭(とうろう)の影が庭に落ちています。

旧九鬼家住宅の閉館時間(16時)までまだ少し、ずいぶんと日が短くなりました。

(平成29年11月15日)

旧九鬼家住宅には「左桟瓦」が使われています。

現在の桟瓦は「桟」と呼ばれる山形の部分が左側にある「右桟瓦」で、正面からは「の字」に見えますが、旧九鬼家の桟瓦は流れが逆です。

旧九鬼家住宅が建てられた明治の初めの頃は「左桟瓦」が三田で多く見られたようですが、今はわずかに残る程度で、右桟瓦の天下となっています。 ⇦ 「左桟瓦」の詳細こちらから

旧九鬼家の左桟瓦の桟は尖っててシャープです。(現在の桟瓦は桟の部分が丸いです)

これを「鎬(しのぎ)桟瓦」といい、古い瓦に多く見られます。

旧九鬼家住宅の解体修理時に当時の左桟瓦を土蔵の向かいの下屋に集めて再使用しています。

(下の写真で黒く写っている桟瓦です)

11月19日(日)の二階特別公開では、間近で見ることができます。 

(平成29年11月3日)

企画展示『京神間鉄道開通140年・九鬼隆範の足跡』が始まりました。

「山の九鬼・海の九鬼」の旗を目印にご来館ください。

旧九鬼家住宅にパソコンが以外と似合いますね。

パソコンの画面で、「測地必携(九鬼隆範共著)」の全ページや旧九鬼家に残されていた「鉄道図」などがご覧いただけます。

(平成29年10月23日)

旧九鬼家住宅の外に面する木部には、紅殻(べんがら)が塗られていました。

紅殻は酸化第二鉄を原料として水に溶けない性質を持ち、防腐や防虫の効果がありました。

塗ったすぐでも彩度の高くない暗褐色で、年月がさらに落ち着いた趣にしていきます。

この色合いを美しいと感じる日本の美意識が、旧九鬼家住宅には生きています。

 

(平成29年10月15日)

秋雨前線の影響で雨の日が続いています。

しとしと降る雨は庭の石たちを際立たせます。

朝晩も寒くなり、旧九鬼家の庭の秋が深まりつつあるのが感じとれます。

(平成29年10月4日)

秋らしくなってきました。

今夜は「十五夜お月さん」。旧九鬼家住宅は休館日で夜の公開もなく、残念です。

三田は秋祭りの月間を迎えています。秋祭りマップや日程表、ホーホー踊りやお練りなどの行事を紹介していますのでぜひ足を運んでみてください。 ( 三田の秋祭り)

(平成29年10月1日)

9月30日(土)に「市民茶会」が開催されました。

一生涯に一度見(まみ)えることを『一期一会』、言いかえますと、生涯に一度見える覚悟で茶事に臨むことが茶の湯の在り方であり、味わいが深まるとのこと。

旧九鬼家住宅で開かれる茶会にぜひお越しください。

(茶席では茶碗がもちろん主役ですが、客人の後ろに置かれる鞄、バッグにも以外と存在感がありますね)

(平成29年9月25日)

9月24日(日)は二階特別公開日。

二階のベランダに出ると、漆喰塗りの白さ、艶が身近に感じ取れます。

右は、スタッフが明治の汽車に使われていた陶器製のドアノブの説明をしているところ。

(そう、当主の九鬼隆範は日本における鉄道の黎明期の優れる「鉄道マン」でした)

二階特別公開に合わせて、『三田百景』の解説会を開きました。

歴ネットさんだの「古文書班」の会員による解読に聞き入っておられました。

(右の写真では、三田八景の軸と槍のコラボが絶妙だと思いますが...)

(平成29年9月12日)

旧九鬼家の客間と仏間の両方から入ることができる便所の窓です。

真ん中の窓の位置が下がっています。なぜでしょうか。

真ん中はしゃがんでする和式の「ボットン便所」(子供たちに人気)、両側は男用の小便器です。目の位置を考えて工夫した三田の大工さんは芸が細かいですね。

(ちなみに、便器は三田青磁、贅沢なトイレです。)

(平成29年9月5日)

旧九鬼家にも秋の気配が漂ってきました。

「夏を涼しく!九鬼家の知恵」の展示が終わり、秋を迎える準備に入ります。

当分の間、土・日曜日/祝日の開館になりますが、ぜひお越しください。

(10名以上の団体の見学は平日でも可能ですので、お問い合わせください)

(平成29年8月23日)

よく晴れて暑い日が続きますが、旧九鬼家の中に入れば日差しも柔らかくなります。

障子や襖、畳表、下地窓が光を拡散、反射させて、独特の表情を見せてくれます。

(右の写真では、電線から絶縁して守る碍子(がいし)がほんのり白く光り、

 存在感が際立ちます。)

(平成29年8月16日)

子供たちに大人気の「風車」です。

歴ネットさんだのTさんの手作り。

旧九鬼家の中を通り抜ける心地良い風で、よく回ります。

(右の写真を拡大してみて下さい。風車が回っているのが見えますでしょうか。)

(平成29年8月2日)

ライトアップされた旧九鬼家住宅です。

ベランダの洋風のデザインが引き立つように照明を工夫しました。

(右の写真には三田天満神社の祭りの行列が見えます。拡大してみて下さい)

ベランダのアーチ廻りのデザインが旧九鬼家の魅力のひとつです。

(右の写真には二階の洋間と納戸の照明器具が見えます。拡大してみて下さい)

夏を涼しくすごす「行水」の盥(たらい)と手桶、そして鉄砲風呂です。

珍しい鉄砲風呂を見にぜひ旧九鬼家住宅までお越しください。

夏を涼しくすごす「風鈴」です。

夏の昼下がりの縁側にいると、音と目で風が感じとれます。スイカもあります。

(平成29年7月19日)

夏を涼しく過ごす九鬼家のしつらえの一コマです。

扇風機のかたちが懐かしく、昭和を感じさせます。

(平成29年7月11日)

 「九鬼家の夏の知恵」が7月1日から始まっています。

 その前に庭の木の剪定をしました。さっぱりとして涼しげです。

(平成29年6月24日)

 梅雨の晴れ間です。

 ふと手水鉢や縁側の板に目が行きました。

(平成29年6月10日)

 初めてのお茶です。

 子供たちの真剣な様子が微笑ましく、思わず和みます。

(平成29年6月3日)

 恒例の九鬼茶会が催されました。

 裏千家の茶会のしつらえが旧九鬼家住宅には似合います。

(平成29年6月1日)

 もう夏のような陽光です。

 旧九鬼家住宅の「左桟瓦」は独特の形で輝き、壁の漆喰は白さを増しています。

(平成29年5月13日)

 雨上がりのしっとりとした庭の緑が目に優しいです。

(平成29年4月23日)

 旧九鬼家住宅の庭は新緑の季節を迎えています。